東急田園都市線で信号システムの不備によって列車同士が衝突した事故をめぐり、東急電鉄は同じように衝突の可能性がある場所がほかに3か所あったと明らかにしました。
東急田園都市線では、今月5日に川崎市の梶が谷駅で、信号システムの設定の不備が原因で普通列車と回送列車が衝突する事故が発生し、一部区間で運転を見合わせました。
これを受け、東急電鉄はおとといまでに全線で信号システムの不備がないか調査を行っていました。調査の結果、▼田園都市線・大井町線の二子玉川駅で1か所、▼新横浜線の新横浜駅で2か所に信号システムの設定不備があり、列車同士が衝突する可能性があったということです。
不備があった箇所では現在、司令所が列車の衝突の可能性がないことを確認してから青信号を出す対応をとっていますが、今月23日までに信号の設定を改修するとしています。
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