建築、農業、防災など、あらゆる分野で活躍している「ドローン」。実はスポーツ競技としても広がりをみせています。
9月に世界初となる「ドローンサッカー」のW杯が開催され、日本代表が初代チャンピオンに輝きました。

そのメンバーの1人、「ドローンサッカーで人生が変わった」と話す男性の日常に迫ります。
ドローンサッカーとは?
ドローンサッカーは、ボール型ドローンの激しい空中戦が展開される未来型スポーツ競技です。2016年に韓国で誕生しました。
基本のルールは「5対5」。サッカー同様、より多く得点したチームが勝利です。
丸いフレームで囲われた「ドローンボール」を1台ずつ操作し、相手陣地にあるリング型のゴールを通過させると得点が入ります。
しかしこの時、攻撃の役割を担えるのは「ストライカー」2台のみ。ほかの3台は「フィールドプレイヤー」として自分たちのゴールを守るか、攻撃のアシストのため敵の機体にぶつかって、飛び回ります。

つまり「チーム戦略と連携」が勝利のカギ。そんな競技で、初の国別対抗戦を制したのが日本でした。
代表メンバーは普段、どんな活動をしているのでしょうか?
熊本県天草市の施設を覗いてみると・・・様々な年齢の人たちが集まる中に、一人だけ「Japan」を背負ったユニフォーム姿の男性がいました。派手な髪色と黒いマスクがトレードマークの、岡本法人さん(35)です。
