東京メトロで社長を8年にわたって務め、会社を東証プライム市場への上場などに導いた山村明義取締役が社員に不適切な言動を行ったとして、きょう付で辞任しました。
東京メトロによりますと、取締役の山村明義氏が社員に対して不適切な言動を行ったという通報が、今年8月に会社の内部通報窓口に寄せられ、外部の弁護士が山村氏に聞き取り調査を行っていました。
山村氏は聞き取りに対し、不適切な言動を行った事実を認め、取締役を辞任する意向を示していたということです。
これを受け、東京メトロはきょうの取締役会で、山村氏からの辞任届を受理することを決めたということです。
東京メトロは「人権尊重及びコンプライアンス徹底の範を示すべき立場の者が、不適切な言動に及んだことは誠に遺憾」としています。
山村氏は、2017年6月から今年6月まで東京メトロで社長を務め、去年には会社を東証プライム市場上場に導くなど、経営の拡大を進めてきました。
注目の記事
なぜ多発?各地でクマ被害、原因の1つに「境界線のあいまいさ」か、9月から施行「緊急銃猟」4つの条件【Nスタ解説】

外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

「前の人が足で踏んだら私は手で触りたくない…」和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 正しいのはどっち?

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

