国連はアフリカや中東などで活動しているPKO=平和維持活動の部隊について、資金不足の影響で4分の1を削減する方針を示しました。背景に、アメリカの拠出金未払いがあるとしています。
国連は8日、世界9か所で活動しているPKOの部隊について、4分の1を削減する方針を明らかにしました。ロイター通信によりますと、削減の規模は、1万3000人から1万4000人に上るということです。
PKOの年間予算は54億ドルですが、国連は資金不足の影響で15%の削減が必要だとしています。
国連の資金をめぐっては、最大の拠出国であるアメリカのトランプ政権が拠出金を大幅に削減していて、PKOへの拠出も20億ドル以上が未払いとなっているということです。
国連の高官は「資金不足の影響にさらされて、私たちの平和維持活動は緊急事態の最前線にある」と危機感を示し、アメリカに対し、拠出金の支払いを求めました。
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