セブン&アイ・ホールディングスは、スーパーなどコンビニ以外の事業を含めた“最後”の中間決算を発表しました。ただ、国内のコンビニ事業は減益です。
セブン&アイが発表した今年3月から8月までの中間決算では、売上高にあたる営業収益は前の年の同じ時期より6.9%減少して、5兆6166億円でした。最終的な利益は1218億円と、およそ2.3倍に大きく増益。イトーヨーカ堂の店舗資産の売却益などが押し上げたかたちです。
グループの再編を進め、先月から“コンビニ専業”として歩み出したセブン&アイ。ただ、国内のコンビニ事業の営業利益は1217億円と、前の年より4.6%減少。原材料の高騰で値上げする中、節約志向の高まりから客数が減少し、苦戦が続いています。
セブン-イレブン・ジャパン 阿久津知洋 社長
「誰も歩んだことのない道を私たちは常に進まなきゃいけない存在で、誰かが通った道をそのまま行くというわけにはいかない。必ず新しいイノベーションを起こしていかなきゃいけない。うかうかしていられませんので、本気の改革をスピードもって進めていきたい」
グループ全体の通期業績見通しでは、営業利益を前の年より4%マイナスの4040億円に下方修正しました。
付加価値のあるできたて商品を強化するなど、集客の改善に取り組むとしています。
注目の記事
なぜ多発?各地でクマ被害、原因の1つに「境界線のあいまいさ」か、9月から施行「緊急銃猟」4つの条件【Nスタ解説】

外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

「前の人が足で踏んだら私は手で触りたくない…」和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 正しいのはどっち?

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

