「終活のニーズがあるのでは」

ここで買い取られたバッグやジュエリーなどのブランド品は、全てコメ兵に売却。その後、店舗などで販売されます。

(JFR&KOMEHYO PARTNERS・下垣徳尊社長)
「自宅にある不要品を処分したいニーズが、百貨店のお客さまにあることがみえてきた。身の回り品を整理したい。終活のニーズがあるのではないかと」

今や「終活」としても注目されるリユース市場。去年は3兆2628億円。今後5年で、4兆円規模に成長する見込みです。

J.フロント リテイリングは、コメ兵とタッグを組むことで在庫を抱えることなく、買取市場に参入できるのです。コメ兵も、新しいニーズの掘り起こしに期待を寄せています。

(コメ兵・石原卓児会長)
「松坂屋は小売業をやる上で目標にしていた会社。我々がなかなか買い取りできないものをたくさん仕入れられると販売のチャンス。コメ兵の品ぞろえにつながっていくと期待」