台風22号について気象庁はさきほど、伊豆諸島に出されていた暴風・波浪特別警報を警報や注意報に切り替えました。一方、八丈島の大雨特別警報は引き続き発表されています。

伊豆諸島の東を進んでいる台風22号。気象庁によりますと、さきほど、大島以外の伊豆諸島全域について、▼暴風特別警報を強風注意報に、▼波浪特別警報を波浪警報に切り替えました。

一方、八丈町には引き続き大雨特別警報が発表されていて、気象庁が最大級の警戒を続けるよう呼びかけています。

けさ、最大瞬間風速54.7メートルを観測した八丈島。線状降水帯が断続的に発生し、午前10時20分までの24時間に356ミリを観測するなど記録的な大雨となっています。

記者
「ホテルの床が水浸しになっていて、シートが敷かれています」

高台にあるホテルでは雨漏りが続き、プールサイドに建てられていた鉄骨の日よけが倒壊しました。

伊豆諸島以外にも影響は広がっています。神奈川県大磯町の海岸では午前5時半ごろ、知人と海釣りに来ていた男性が海に流され、その後、死亡しました。

警察は台風で高くなっていた波にさらわれたとみて、当時の状況を詳しく調べています。