秋の味覚「自然薯」の今シーズンの出荷が、静岡市葵区で10月9日から始まりました。

JA静岡市北部営農センターには9日朝、約3000本、1.2トンの「自然薯」が持ち込まれました。

静岡市葵区の藁科地区で生産される自然薯は、「ほんやまじねんじょ」と呼ばれ、香り高く、味が濃いのが特徴です。今シーズンは大雨が少なく天候が安定したことから出来は良く、約50トンの出荷を見込んでいます。

<生産者>
「やっぱりとろろ汁にしてもらうのが一番おいしいかと思う。毎日世話したものなので、自然薯本来の味を楽しんでいただければ」

ほんやまじねんじょは、東京や名古屋などに出荷され、静岡市内のスーパーでも10日以降販売されます。