イスラエルとイスラム組織ハマスが、仲介国のエジプトで行っているパレスチナ自治区ガザでの戦闘終結に向けた協議をめぐり、アメリカのトランプ大統領は、合意が「非常に近い」と述べ、近く自らが中東を訪問して協議に参加する可能性があると述べました。
アメリカ トランプ大統領
「合意のとても良いチャンスがある。交渉は非常にうまく進展している」
トランプ大統領は8日、戦闘終結に向けた協議についてこのように述べたうえで、交渉が行われているエジプトを訪問する可能性が最も高いと話しました。
その後、ホワイトハウスのレビット報道官は声明を発表。トランプ氏は、10日にワシントン郊外のウォルター・リード陸軍医療センターを訪問して年1回の定期健康診断を受け、「その後、間もなく中東訪問に出かけることを検討している」と表明しています。
また、トランプ氏が報道陣の質問に答えている途中、ルビオ国務長官がトランプ氏に手書きのメモを渡し、耳打ちする場面がありました。
そのメモを撮影したAP通信のカメラマンが、内容をSNSに投稿しました。「合意はとても近いです。合意内容をあなたが、最初に発表できるように、TRUTH SOCIAL(トゥルースソーシャル)(SNS)の投稿内容を承認してください」と書かれているのを読み取ることができます。
こうしたなか、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、8日関係者の話として、協議を仲介する国がイスラエルとハマス双方に対して、「期限は金曜日まで」と伝えたと報じました。10日までに合意するよう迫ったものとみられます。
また、イスラエルメディアは、政府高官の話として協議は「前向きに行われている」としたうえで、「早ければあすにでも声明を発表できる可能性がある」と述べたなどと伝えました。
9日にも合意の可能性があると示唆したとみられ、協議は最終段階との見方が浮上しています。
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