自民党の新しい総裁が決まって間もなくの8日、「財界総理」が北海道入りしました。

経団連筒井義信会長
「北海道は半導体、GXといった先端技術への投資の拡大が象徴的に、日本をけん引する形で生まれている」

5月に就任した経団連の筒井義信会長。就任以降、北海道を訪問するのは初めてです。

自民党の高市新総裁が掲げる「責任ある積極財政」は財政悪化につながるのではという警戒感から、為替市場は、急速に円安が進んでいます。
この動きに金融業界から初の「財界総理」となった筒井会長は。

経団連筒井義信会長
「これまでの色々な公約を踏まえてマーケットが反応している一方で期待感も大きい。それに対して期待感もある。現時点で悪い円安かどうかも見極めるには時期尚早かなと思う」

また、筒井会長は北海道の企業でつくる北海道経済連合会との懇談会に臨み、ラピダスを抱える北海道が次世代半導体産業の拠点として成長するための方法などを話し合いました。














