宮崎県内は8日も広い範囲で気温が30℃以上の真夏日となりました。
こうした中、気をつけたいのが秋の食中毒です。
実は、1年を通して食中毒の発生が多いのは10月です。行楽シーズンを迎えましたが、食中毒の予防が大切です。
(田尻怜也記者)
「午後1時、延岡市役所前です。日差しがダイレクトに伝わり、肌をジリジリと焼くような暑さとなっています」
8日の県内は、日差しが降り注ぎ気温が上昇。
各地の最高気温は、えびの市加久藤と西都市、それに、都城市で31.2℃、また、延岡市で30.5度などを記録し、県内17の観測地点のうち、6つの地点で30℃以上の真夏日となりました。
(延岡市民)
「暑いです!川入りたいくらい」
「めっちゃ暑い。なんでもいいから早く飲みたい」
「ちょっと涼しい期間があったが、ホッとした矢先にこれ。体にくる」
こうした中、気をつけたいのが秋の食中毒です。
こちらは食中毒の発生件数の月別のグラフです。
1年を通して食中毒は発生していますが、10月が最も多くなっています。
(宮崎県衛生管理課 矢野達也さん)
「細菌による食中毒は、気温が高い時期に発生しやすい傾向があるんですが、(生肉などを)加熱不十分のまま食べると、季節に関係なく食中毒は起こります」
特に今年は暑い時期が続いていることから、リスクは高まっているということです。
(宮崎県衛生管理課 矢野達也さん)
「細菌性食中毒について言えば、気温が高いと、当然、細菌も増殖しやすい温度帯にありますので、細菌性食中毒のリスクはまだまだ高いと言えます」
おいしい食べ物があふれる食欲の秋。
食中毒を発生させないためにも、手洗いや調理器具の洗浄、それに加熱を徹底するなどして食中毒の予防を心がけましょう。
秋はピクニックなどでお弁当を作って外で食べる機会も出てくると思いますが、十分に気をつけてください。
また、この時期はキノコ狩りに出かける方も多いと思います。
間違いなく食用だと判断できない場合は、採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。
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