感染症情報です。

定点医療機関で確認された最新のインフルエンザの患者数は前の週と変わらず9人となっています。

しかし山形県内では米沢市内の小学校でインフルエンザの集団発生が確認されるなど、県が注意を呼びかけています。

県衛生研究所によりますと、先月29日から今月5日までに県内39の定点医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週と変わらず9人でした。

一定点医療機関あたりでは0.23人となっています。

保健所別では、置賜で5人、村山で2人山形市と庄内で1人となっています。しかし、県内では米沢市の小学校でおととい今シーズン初となるインフルエンザの集団発生が確認されました。

県によりますと、全校児童36人のうち22人の感染が確認されていて、このうち16人が学校を休み、休校となりました。

インフルエンザは感染力が強く、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染します。

また、乳幼児や高齢の人など抵抗力の弱い人が感染すると重症化するおそれもあり、注意が必要です。

県ではこまめな手洗いや換気、適切なマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。