岡山映像ライブラリーセンターに眠る過去の秘蔵映像をお届けする「ニュースプレイバック」。

今回は1961年10月、山陽本線を走る車両の動力源が蒸気機関から電気に切り替えられたことによって新たに登場した特急電車のニュースをお伝えします。

【画像①】1961年の宇野駅

【画像②】宇野駅のホームに滑り込んできた一本の電車

1961年10月1日、宇野駅のホームに滑り込んできた電車。

【画像②】ホームに停車中の特急「富士」

特急「富士」です。
倉敷と広島県の三原の間が電化されたことに伴い、蒸気機関車に代わって登場しました。「富士」は当時最新鋭の車両で、これまで14時間かかっていた宇野ー東京間を9時間20分で結びました。

【画像④】職員に花束を手渡すミス讃岐とミス玉野

運転開始を祝うセレモニーにはミス讃岐やミス玉野らが出席。
多くの人がホームに集まりお祭り騒ぎになりました。

【画像⑤】「富士」に向かって日の丸を振る人々

蒸気機関車に比べてスピーディーで快適な電車の登場に、当時の人々は心を踊らせたのではないでしょうか。

さて、岡山映像ライブラリーセンターでは懐かしいニュースを視聴できます。例えば「自分が生まれた日に岡山・香川でどんなニュースがあったのか」や「昔の岡山駅の街並み」など…様々な映像をご覧いただけます。ぜひ訪れてみてくださいね。