飲料大手のアサヒグループへのサイバー攻撃をめぐって、「Qilin」と名乗るハッカー集団が犯行声明を出したことがわかりました。

アサヒグループホールディングスは身代金要求型のサイバー攻撃を受けて、ビールなどの受注や生産を一部停止しています。

これについて、きのう夜、「Qilin」を名乗るハッカー集団がダークウェブとよばれる闇サイトで犯行声明を出したことがわかりました。

「Qilin」は2022年に活動を始めたとみられるハッカー集団で、サイトを確認したセキュリティー会社によりますと、アサヒグループの▼従業員の個人情報や▼会社の内部資料など、9300のファイルを盗んだと主張しているということです。

アサヒグループは犯行声明について、「事実関係は調査中」とコメントしています。