静岡県東部地域の活性化策を提言するサンフロント21懇話会の伊豆地区分科会が10月6日、静岡県伊豆の国市で開かれ、「地域医療の現状」をテーマに講演が行われました。

今回で31回目を数える伊豆地区分科会には、経営者や自治体職員などの会員、約100人が出席しました。

冒頭、静岡新聞SBSの大須賀紳晃社長が挨拶し、2025年で30周年を迎えたサンフロント21懇話会の次の時代の使命として、地域の活性化に向けた活動に取り組んでいく考えを示しました。

基調講演では、静岡県地域医療課の伊藤正仁技監が「県東部の医療の現状」をテーマに講演し、「医療需要の変化や医師不足が進む中で、地域医療を支える総合診療医の育成が重要になる」と強調しました。

続くパネルディスカッションでは、「地域を生かす医療のあり方」について、3人の専門家が登壇し、活発に意見を交わしました。