東京・杉並区で起きた住宅の倒壊をうけて区が行った擁壁の緊急点検の結果、ほかにも2か所で擁壁の傾きや膨らみが、去年に比べて進行していることがわかりました。
杉並区は先月30日、区内で高さ4~5メートルの擁壁が崩れて2階建ての住宅が倒壊したことを受けて、同様に崩れるおそれのある区内の擁壁24か所の緊急点検を行いました。
その結果、2か所の擁壁で傾きや膨らみが、去年に比べて進行していることがわかりました。
2か所は、それぞれ高さおよそ1.2メートルとおよそ1メートルの石積みの擁壁で、区は、所有者に早急な補修工事や建て替えなどを行うよう指導するとともに、周囲にカラーコーンなどを設置して通行人に注意を促すということです。
先月30日に崩れた擁壁は41年前から亀裂が入っていることを区が把握し、所有者に指導を続けてきていて、補強工事が近く行われる見通しでした。
杉並区は、ホームページに擁壁を点検する際のポイントを掲載するなど、擁壁の所有者にむけて適切な維持管理を呼びかけています。
注目の記事
外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 街頭取材では拮抗…それぞれの主張は 正しいのはどっち?

【台風情報】台風23号 九州・沖縄に接近へ 東日本にも影響か【雨風シミュレーション9日(木)~14日(火)/ 全国の週間予報】台風23号気象庁進路予想 台風情報2025

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

