実在する投資団体の理事をかたった人物の投資グループに2000万円をだましとられる被害が新潟県上越市でありました。
被害者には講義を受けた“景品”として高級扇風機などが贈られていて、信憑性を高める手口とみられています。
被害にあったのは、上越市に住む40代の男性です。
警察によりますと男性は、8月に動画配信サイトで投資に関する動画を見ていたところメッセージアプリに誘導され、実在する投資団体の理事を装った人物が講師を務める投資グループに招待されたということです。

男性は、その講師がWEB上で開く講義で推奨された銘柄を証券会社で取引したところ、利益が出たため男性はこの講師を信用。さらに講義を聞く回数が増えると、高級扇風機や枕型のマッサージ機が“景品”として贈られてきたということです。

その後「参加人数限定のプラン」を勧められ、男性は投資資金として2000万円を振り込みましたが、投資のスケジュールが一向に示されないなど不審な点があり、振り込んだお金も返ってこないため、男性は詐欺だと気づきました。

警察がSNS型の投資詐欺事件として捜査しています。