「国民スポーツ大会」視察のため、滋賀県を訪問している秋篠宮家の次女・佳子さまが、福祉施設で手話を使って交流されました。

午後5時ごろ、カメリアの花柄があしらわれたワンピース姿の佳子さまは、聴覚障害のある人が通う福祉施設「湖北みみの里」を訪問されました。

通所者がシールを貼ったりネジを袋に詰める内職作業を見学しながら、佳子さまは手話を使って「きれいに貼れていますね」「袋に詰めるのが速いですね」などコミュニケーションをとられました。

また、耳が聞こえにくい人をサポートする聴導犬の仕事についても見学。

佳子さまは、聴導犬が機械音を聞いて反応する訓練や、ユーザーが手の動きで「伏せ」などのコマンドを出す様子を、手話で熱心に質問しながらご覧になりました。

佳子さまは、2021年から全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員として勤務していて、手話を用いた公務や聴覚に障害がある人との交流を続けられています。

佳子さまはあす(8日)、「国民スポーツ大会」の総合閉会式に出席するほか、県内の高校で生徒によるダンスパフォーマンスをご覧になる予定です。