10月5日、静岡県沼津市の沼津港で遊覧船が岸壁に衝突し乗員と乗客あわせて19人がけがをした事故で国の運輸安全委員会は7日、現場に事故調査に入りました。
今後、被害者への聞き取りも実施し、事故原因の特定を進めます。
<金原一隆 記者>
「午前8時半です。国土交通省の運輸安全委員会の調査官が事故原因を調べるため、遊覧船に乗り込みます」
この事故は10月5日、沼津港で千鳥観光汽船(ちどりかんこうきせん)が運航する遊覧船『ちどり』が岸壁に衝突し、海保などによりますと、乗員と乗客あわせて40人のうち、6日に新たに申し出のあった4人を含め、19人がケガをしました。
7日、国の運輸安全委員会の調査官3人が、船長や機関長などから聞き取りをするとともに船内や岸壁を目視で確認しました。
<国交省運輸安全委員会 松崎範行 統括船舶事故調査官>
「何かわかったということを申し上げられる段階ではありません。鉄の船で強い衝撃を受けたということはわかりますので、これから調査を進める上で必要なデータを集めたということになります」
運輸安全委員会は、今後、被害者への聞き取りも実施するとともに、7日の調査内容を精査し、事故原因の特定を進める方針です。
注目の記事
コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

謎に包まれた古代の鏡「三角縁神獣鏡」が映し出す古の出雲の姿とは? 島根大学・岩本崇准教授が濱田青陵賞受賞

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年


”箱乗り”車が横転→16歳少女2人が死傷「命を預けろ」運転していた22歳男と少年少女3人の関係、当日夜は…危険運転致死傷事件①【判決詳報】

「ゴミ袋」にも転売ヤー現る!?八尾市で無料配布の家庭用ゴミ袋 税金使った施策なのに...フリマサイトで大量売買 市議は「事業者が費用を浮かすために購入か」と指摘 法律では「転売自体は問題ナシ」?
