世界的な人気を誇るアニメシリーズ「エヴァンゲリオン」とFDAがコラボです。10月6日、ラッピング飛行機が静岡空港でお披露目されました。エヴァとのコラボこれだけではないんです。
<浜松総局 伊豆川洋輔記者>
「富士山静岡空港の普段は入れない場所にきょうは特別に入らせてもらいました。見えましたよ、エヴァンゲリオンかなりの迫力です」
FDA=フジドリームエアラインズのパープルカラーの6号機。機体には、こちらも紫色が特徴の「エヴァンゲリオン」の初号機が描かれています。さらに機内に入ると…客席のヘッドレストカバーもエヴァの模様です。
10月4日から運航を始めたこのラッピング旅客機、静岡から飛び立つのは6日が初めてです。
<FDA営業企画部 吉 英樹部長>
「15機機体があるが、それぞれに色が違います。6号機はもともとパープルですので、まさに今回の企画にぴったり合った」
エヴァンゲリオンとのコラボ、飛行機だけではないんです。静岡空港では9月から空港全体が「エヴァ仕様」に。出発ロビー前の大きな幕や柱、階段に、エレベーターもエヴァ一色です。
<カフェ店員>
「こちらがコラボメニューです。チェリー(のジュース)が初号機のボディーをイメージ。こちらがロンギヌスの槍をイメージしています」
カフェでは、コラボメニューも始まりました。静岡空港がエヴァ一色となったそのワケはー
浜松市とエヴァがコラボした「シン・ハママツ計画」。浜松市役所に初号機の立像を展示したほか、ラッピング電車、ラッピング列車も運行中です。このバージョンアップとして、今回、静岡空港やFDAがその輪に加わりました。
<中野祐介 浜松市長>
「ファンの方にはたまらない景色じゃないかなと思います」
<エヴァンゲリオンを活用した誘致推進実行委員長 松井宜正天竜浜名湖鉄道社長>
「遠い場所に住む方人で、どうしようかなと思っていた方も、空港を利用してきてくれたり、海外の人もいるので、そういった人も今後さらに来ていただければと期待している」
進化を続ける「シン・ハママツ計画」。10月からは「エヴァ浜松グルメミッション」として、浜松市内の飲食店で作品をイメージしたコラボメニューの販売が始まったほか、天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅の駅名看板が作品の中で登場する「第3村」となるなど、まだまだこの賑わいは続きそうです。