福島県郡山市は公共施設のあり方を考える住民説明会を開き、一部の小学校や公民館などの廃止を含んだ見直し案を示しました。
郡山市は2日、住民説明会を開き、築30年以上の公共施設が75%を占め、老朽化が進んで施設の維持管理費用が増す一方、人口減少や少子高齢化で税収の減少が見込まれることから、すべての公共施設を維持することは困難だと説明しました。

そして、市内103施設の廃止や484施設のあり方を検討する案を示しました。廃止を検討する施設には、一部の小学校や公民館が含まれています。
参加した市民からは、地域サービスの低下につながらないよう求める意見が出ました。郡山市では、それぞれの地区で説明会を開き、意見を聞いたうえで公共施設の見直しを進めていくとしています。
