「向こう3か月」のコメ価格の見通しを示す指数は、前の月より大幅に下がりましたが、依然として今後も価格は高い水準が続くとの見通しが強い結果となりました。
コメの卸売り業者などで作る団体「米穀安定供給確保支援機構」は、全国の生産者や集荷業者などに毎月、コメ価格の見通しなどを調査しています。
なかでも注目されているのが「50」を超えれば価格の先高観が示される指数です。
けさ発表された9月分の調査では、「向こう3か月」の価格見通しが「57」と、2か月連続で「50」を超える結果となりました。
8月分の調査から「12」ポイントと大幅に下落しましたが、依然として価格が高くなるという見方が強くなっています。
猛暑や水不足で新米に影響が出るのではないかという「不安感」から、業者間の集荷競争が過熱していることが主な要因です。
一方、前の月から指数が大きく下がったことについては▼ことしの新米が需要を上回る生産になるとの政府の見通しもあり、「不安感」が少し解消されたほか、▼民間在庫の水準が高まるとの見方がつながったとしています。
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