東急田園都市線で列車同士が衝突し、脱線した事故で、衝突された回送列車が普通列車の進路上にはみだしていたことが分かりました。現場から中継です。

先ほど、国の運輸安全委員会の事故調査官3人が現場に到着し、調査を開始しています。

きのう夜、川崎市の東急田園都市線・梶が谷駅に到着しようとした普通列車が停車中の回送列車に衝突し、回送列車の一部の車両が脱線しました。

普通列車の乗客149人や運転士にけがはなかったということですが、午前11時50分現在も、▼田園都市線では渋谷から鷺沼駅で運転を見合わせていて、▼大井町線では二子玉川から溝の口駅で運転を見合わせています。

利用客
「娘の誕生日でサンリオピューロランドまで行く予定で。渋谷までとまってるのでタクシーで最寄りの駅まで」

東急電鉄などによりますと、回送列車の運転士は見習いで、規定の速度を超えオーバーランのおそれがあるとの警告信号を受けて、所定よりも手前で停車。その際、一部の車両が普通列車の進路上にはみだしていたということです。

国の運輸安全委員会は事故の原因などを調べています。