北海道沖で操業し、ニタリクジラなど肉を積み込んだ捕鯨母船が、6日に仙台港に入港しました。

2025年3回目の操業を終えて仙台港に入港したのは、共同船舶の捕鯨母船・「関鯨丸」です。

北海道の東北沖でとったニタリクジラ90頭とナガスクジラ10頭、イワシクジラ1頭あわせて470トンのクジラ肉を積み込み入港しました。

岩槻日菜記者:
「ここでクジラを解体・加工しています。広さは約テニスコート4面分です」

「関鯨丸」は、2024年3月に竣工した捕鯨母船で、船内でクジラを解体した後、新鮮なまま保存できるよう、冷凍コンテナが設置されています。

今回の操業でとれたクジラ肉は、刺身や加工用として県内を含め全国に出荷されます。関鯨丸は、今後、4回目の操業を11月下旬まで行うことになっています。