法務省や最高裁判所ではきょう、法の大切さを知ってもらうための体験イベントが開かれました。
10月1日の「法の日」にあわせ、きょう、法務省で開かれたのは「法の日フェスタin赤れんが」です。法の大切さや法務省にまつわる仕事を知ってもらうため、様々な体験イベントが開催されました。
検察官による模擬取り調べでは、友人のSNSに不正にアクセスした疑いがある容疑者役の職員に対し、子どもたちが取り調べを行いました。
このほか様々な展示や、非常時に刑務所などに派遣される法務省矯正局の「特別機動警備隊」の訓練も行われ、隊員たちが暴徒を制圧する様子を披露すると、訪れた人から歓声が上がりました。
一方、最高裁判所で行われたのは、裁判官15人全員で審理する大法廷の見学会です。
参加した子どもたちは法服を着用し、裁判官席に座っていました。
現役の裁判官への質問コーナーでは、子どもから「なぜ裁判官の法服は黒いのか」と質問が飛ぶと、裁判官は「裁判官は中立公正であるべきという考え方から、何色にも染まらない黒になったと聞いています」と答えていました。
小学4年生
「こういうところで裁判やってるんだなって思ってすごいなと思った。裁判官という仕事について知らなかったので、よく知れたかなと思います」
最高裁は、「子どもたちに裁判所の仕事を知ってもらい、法を身近に感じてもらいたい」としています。
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