日本銀行が今月にも追加の利上げに踏み切るかが金融市場で注目される中、植田総裁は3日に行われた会見では利上げの時期について明言を避けました。
日銀の植田総裁は3日の記者会見で次の利上げまでの距離感について問われましたが、「総合的に、私どもの経済・物価見通しの確度が上がったと言えるかどうかということで判断していく」と述べるにとどめ、時期について踏み込んだ発言は避けた形です。
9月に行われた日銀の金融政策決定会合では、メンバーの9人中2人が利上げを提案したことなどから、市場では今月末の決定会合で政策金利を現在の0.5%から0.75%に引き上げるとの見方が高まっています。
植田総裁は、きょうの会見でアメリカの関税政策による世界経済への影響について「不確実性は依然としてかなり大きなものが残っている」と話しました。そのうえで、影響を見極める時期について「データをすべて把握してからだとすごい先になる」と指摘し、データに限らずヒアリングを通して集めた情報も政策判断の材料になるとの見方を示しました。
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