旧統一教会の信者による養子縁組問題。私たちは、その実態が記された教団の冊子を入手。さらに養子縁組が「組織的に行われてきた」とする証言を得ました。
745人の養子縁組が行われてきたとしている旧統一教会。その実態を、10年ほど前まで関連団体の元幹部信者だった男性が語りました。
村瀬健介キャスター
「教団の中で養子縁組についてどのようなルール、原則があるのか?」
関連団体の元幹部信者
「妊婦の方々が本部に集められて、子供ができない方に対して子供をあげるということの意義を説教されて、“子供をあげたいと思う人は手を挙げてください”とやる。説教を聞いて、手を挙げて『(子供を)あげます』と言った人が何人もいる」
私たちは、教団の家庭局が2003年に出版した冊子を入手。そこに養子縁組についての記述があります。
「赤ん坊が生めないことほど、恥ずかしいことはありません」
関連団体の元幹部信者
「子供がいないと神の国に行けないとか、文鮮明氏の言葉の中にいっぱいある。自分は子供が生まれない。不妊治療するよりも早く(養子を)もらった方がいいなとなる」
都道府県の許可なく養子縁組のあっせんをすることは、2018年に施行された「養子縁組あっせん法」に触れる可能性が指摘されています。
旧統一教会はJNNのこれまでの取材に対し、「それぞれの信者が都道府県などの許可を得ている」としてあっせんを否定していますが、冊子には…。
「本部家庭局が仲介に入って、一組でも多くの『養子縁組』が成立できるように努力したいと思っています」
村瀬健介キャスター
「信者同士が勝手に養子縁組を行うことは考えられないですか?」
関連団体の元幹部信者
「考えられない」
村瀬健介キャスター
「全部、本部の家庭局が情報を握っている?」
関連団体の元幹部信者
「全部登録されていますから。役所の住民基本台帳みたいなものです。全部、本部がわかっている。本部が関わらないことはあり得ない」
厚生労働省は、2022年に発行された旧統一教会の出版物に書かれている養子縁組のプロセスなどについて教団に質問書を送っていて、法令違反が確認されれば対応を検討するとしています。
私たちの取材に対し、教団は「厚労省からの質問に対して回答文を作成中で、回答を控えさせて頂いております」と答えています。
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