2022年7月の大雨で崩落し、復旧工事が進められてきた大崎市岩出山の橋が完成。10月3日から通行できるようになりました。

完成したのは、大崎市岩出山下野目の蛭沢川にかかる丸山橋です。10月3日は、市の関係者や地元住民らおよそ50人が渡り初めを行って開通を祝いました。

丸山橋は、2022年7月13日から17日にかけて降った記録的な大雨による濁流で崩れ落ちました。その後、橋を管理する市が応急工事として国土交通省から借り受けた組み立て式の仮設の橋を整備しました。

2023年6月からは本格的な復旧工事が進められ、総事業費およそ4億6000万円をかけてこのほど完成しました。

地元の行政区長:
「利用価値が最高にある。ありがたいの一言」

伊藤康志・大崎市長:
「最近の中小河川の災害の復興モデル的に国も(復旧事業に)乗り出してもらい、仮設の橋を提供してもらったり、関係機関とスピード感をもって開通できた」

被災前と同じ場所に整備された丸山橋は、長さ30.2mで以前より5.2メートル長く、桁の高さは1.9メートル高くなり、10月3日から通行できます。