10月16日に予定されていた宮城県仙台一高の伝統行事「強歩大会」がコース付近で相次ぐクマの出没を受け中止されることになりました。

仙台一高の「強歩大会」は全校生徒が、仙台市若林区元茶畑の学校から太白区秋保町までの約35キロを歩く秋の伝統行事です。

2025年は10月16日に開催する予定でしたが、9月29日に太白区秋保町長袋の住宅にクマが出没するなど、コース付近で目撃情報が相次いでいることや、宮城県のクマ出没警報が10月末まで延長されたことを受け中止を決めたということです。

高校によりますと、強歩大会はこれまでコロナ禍でも続けられていて、中止は初めてとみられます。仙台一高は「代替案も考えたが、生徒・教職員の安全が担保できなかった。開催できず非常に残念。」などとコメントしています。