部下の既婚男性との密会問題の渦中にある前橋市の小川市長は、報道陣に対し「責任の取り方はしっかり考えた上で判断をしたい」と語りました。

前橋市 小川晶 市長
「私自身の責任の取り方につきましては、本日も議会からいろいろなご意見、厳しい声をいただきましたし、市民の皆様の声を受けとめながら、また、支援者や弁護士にも相談する時間をいただきたいと(いうふうに伝えた)。しっかり考えた上で判断をしたい」

前橋市の小川晶市長はきょう、部下の既婚男性と10回以上ラブホテルで密会していた問題をめぐって、市議会に対し2回目の説明を行いました。前回と同様、説明や質疑応答の部分は非公開でしたが、出席した議長は。

前橋市議会 富田公隆 議長
「『男女の関係はない』と改めて否定され、恋愛感情においても『ない』ということは断言されました。(小川市長は)尾行されているような感じを持たれたときもあったので、今回の場所を選んでしまったと」

一方で、小川市長は報道陣に対し、部下の既婚男性が降格処分を受けたとする一部報道を否定し、「希望降任制度に基づいた異動が行われた」と説明しました。

市議会は今後、小川市長が自身の進退について明らかにするのを待つとともに、対応を協議していくとしています。