2025年春、大手自動車メーカーマツダに入社する学生たちの内定式が、府中町の本社で行われました。
末川徹記者
「真新しいスーツに身を包んだ内定者たち。会場では少しの緊張と期待感が漂っています」
マツダの事務技術系の内定式には、139人が出席しました。式では、人事担当が、アメリカ・トランプ政権の関税措置や、電気自動車=EVシフトの加速など業界が直面する現状を話しました。

マツダ人事本部 西川智士 本部長
「(アメリカの)自動車関税は25%から15%まで引き下げられたが、非常に厳しい状況に直面している。過去にない厳しい時代を私たちは生き抜いていかないといけない」
自動車産業が100年に一度の変革期と呼ばれるいまだからこそ、挑戦し続ける大切さを呼びかけました。

岡山からIターン 技術系の内定者
「(先輩たちが)熱い思いを持って技術を前に前に進めてきたことを実感。自分もその一員になるイメージも具体的にわいた」

広島にUターン 事務系の内定者
「お客さまの声を大切にしながら、マツダの車に乗ることで、楽しみや感動を感じられる車づくりをしたい」
来年から、マツダを支える新たな力となります。