あす(3日)から9日までは、障害のある人への理解や関心を深めようという「障害者週間」です。岡山市北区では障害のある人たちのアート作品を集めた作品展が開かれています。


ダンボールと粘土でつくったティラノサウルスなど個性豊かな作品が並びます。障害のある人の自立を支援するとともに障害への理解を深めてもらおうと、岡山市北区にある就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」が開きました。


会場には利用者42人の作品約90点が展示されています。2年前に統合失調症を発症したりょうさんの作品です。


(りょうさん)
「靴がくさすぎて、おじさんたちが逃げている絵です。障害があっても絵を1日1日が書いていると楽しい」

知的障害と自閉症に向き合うかなぴさんは、「希望」や「未来」を絵で表現しました。

(かなぴさん)
「自分が笑顔じゃない時はこのような絵を描けないので(作品を見て)皆にも笑顔になっほしい」

(ありがとうファーム 深谷千草アートディレクター)
「ハンディキャップがあってもなくてもみんな一緒だというところで、一緒に生きていく世界を想像してもらえたらなと」


この作品展はあさって(12月4日)まで天神山文化プラザで開かれています。