じわじわと価格が上がり続けているコーヒー。少しでも安く提供しようと努力する店もあるなか、マンモス級に大きくて安いコーヒー店がいま注目を集めているようです。

「飲み切れるかな?」韓国発、940mlの“巨大コーヒー”が人気

自家焙煎のコーヒーが自慢という、創業75年の喫茶店「ぷらんたん」。最近、困ったことがあるようです。

喫茶 ぷらんたん 4代目店主 前田広喜さん
「はっきり言って3倍ですね。1キロあたりの値段が3倍にもなってる」

そう、コーヒー豆の価格高騰です。

そんな中、今年韓国から初上陸したコーヒー店が人気を集めているそうです。その名も「マンモスコーヒー」。

サイズはS・M・Lの3段階。Lサイズは940ml!まさに“マンモス級”ですが、お値段はなんと400円という安さ。

カフェラテLを購入
「思った以上に大きくて驚いています。飲みきれるかな?って…」

なぜ、この大きさをお得に提供できるのでしょうか?

マンモスコーヒージャパン 金根佑代表
「セルフレジ・モバイルオーダー、席を持たない設計で、効率かつコストダウンに繋がる運営をしています」

井上貴博キャスター:
韓国の店舗ではフードメニューもあったそうですが、日本ではドリンクに特化して、ビジネス街を中心に広げるということで、将来的には韓国を超える1000店舗以上に拡大しようとしているようです。

出水麻衣キャスター:
朝買って、あの大きさだったら一日中飲めますね。大きいし、重いですね。

韓国では1人当たり年間405杯消費

井上キャスター:
中央日報によると、韓国の1人当たりの年間コーヒー消費量は約405杯(2023年基準)だということです。世界と比べると、フランスに次ぐ2位になります。

韓国在住のイ・ジョンウォンさんは「友人・同僚とのコミュニケーションの場としてコーヒーを買って飲む文化があるのではないか」といいます。

また、日本在住の韓国人・ミヤさんは「韓国には辛いものが多く、甘いコーヒーが好きな傾向がある」と話します。

出水キャスター:
一度、大容量を飲みだすと、少ない量だと足りなくなってしまうので要注意ではある気がします。