サイバー攻撃で発生したアサヒグループホールディングスのシステム障害はいまだ復旧のめどが立っておらず、影響が広がっています。

ビール大手のアサヒグループホールディングスはきのう、サイバー攻撃を受けシステム障害が発生したと発表。

これまでに個人情報や顧客データなどの外部への流出は確認されていないとしていますが、現在も障害は続いていて復旧のめどは立っていません。

このため、きのうからビールや飲料、食品の受注・出荷業務を停止しています。

また、出荷ができないため、国内にあるおよそ30のビール工場などの多くで生産も停止しているということです。

アサヒは原因の調査や復旧を急ぐため、あす予定していたビール発表会の中止を決定しました。