かなりの広がりを見せるデザインマンホール。その秘密を探るべく伺ったのは、全国のマンホールの製造と販売を手掛ける「日之出水道機器」

国内シェア約6割を誇り、益城町や熊本市のマンホールもつくっています。

日之出水道機器 熊本営業所 小久保寛さん「昔からデザインマンホールというのはあります。1977年、都市独自のデザインというのがはじめ那覇市で作られた。それが発祥となって1980年代に大きく普及していった」

現在は、写真やイラストを転写したプレートをマンホールの蓋にはめ込み、細かいデザインをそのまま再現できるタイプと、従来の鋳物に、手作業でカラー樹脂を流し込み、マンホールらしい趣を楽しめるタイプの2種類が主流です。

多様化するデザインとともに、マンホールも独自の進化を遂げてきました。

日之出水道機器 熊本営業所 小久保寛さん「非常にやりがいを感じます。デザインマンホールというものは日本独自の文化でもありますので、ひとつのアートとして国内、世界へ発信していく、そのお手伝いができればなと思っています」