30日午前、福岡県北九州市にある日本製鉄の工場の敷地内で塩酸が気化したガスを吸い込み、あわせて11人が病院に運ばれました。

30日午前10時ごろ、北九州市戸畑区にある日本製鉄九州製鉄所の構内で、警備員から「塩酸の気化したガスを吸い込んだ」と消防に通報がありました。

北九州市消防局によりますと、この事故であわせて11人が病院に運ばれ30代の女性が中等症、10人が軽症だということです。

警察と消防がガスが漏れた原因などを調べています。