排ガス規制の強化に伴い50cc以下の原付バイクは、あと1か月で新車の生産が終了します。在庫が少なくなっているとの声もあり、今後、駆け込み需要も予想されます。
【50ccって便利だったので残念ガソリン原付バイク10月で生産終了へユーザー・販売店の受け止めは?「売り上げに直結する重要な問題」】

仙台市泉区のハヤサカサイクル泉バイパス店です。
ハヤサカサイクル総合企画部 中里圭佑スーパーバイザー:
「こちらが従来の50ccバイク。これらのバイクが10月中に生産終了になるモデルです」

原付バイクの生産終了は1か月後ですが、すでに新車の入荷は難しくなっているといいます。

ハヤサカサイクル総合企画部 中里圭佑スーパーバイザー:
「どこのメーカーも入荷はめどがついてしまっていて、本当に数えるくらいしかない」
生産終了の理由は「排ガス規制」の強化。11月から50cc以下の原付バイクにも規制が適用されます。技術的にクリアするのが難しくメーカー各社は順次、新車の生産を終了する見通しです。生活の足として長年愛されてきた原付バイク。急いで選びに来た客もみられました。

子どもの通学用に選びにきた人:
「(生産終了を)最近知ったんですよ。慌てて、買わないと大変かなと思って。もう在庫があまりないと言っていたので早くしないとやばいかなと」