絶滅危惧種に指定されているアカウミガメの保護活動を続ける静岡県御前崎市の小学校に9月29日、水槽のろ過装置が寄贈されました。

御前崎市の御前崎小学校に水槽ろ過装置「プロテインスキマー」を寄贈したのは、静岡県牧之原市に生産拠点を置く自動車部品などを製造するNOKです。

御前崎小学校では約50年前からアカウミガメの保護活動をしていて、活動を知ったNOKが社会貢献活動の一環として寄贈しました。

「プロテインスキマー」は水を汚す原因となるたんぱく質を泡の力で除去する装置で、5年生の児童が手入れ方法などの説明を受けました。

<児童>
「カメにとってプロテインスキマー(濾過装置)は、とても大切なものだから、ありがたいと思いました」

<児童>
「(寄贈されたろ過装置を)壊さないように大切に使いながらカメを育てていきたい」

御前崎小学校で育てられているアカウミガメは、2026年6月に御前崎市の海岸に放流されます。