福島県いわき市の内田広之市長が29日、2期目の初登庁です。
就任式では「防災庁」の誘致をはじめ、国内外の防災力をけん引する「国際防災都市」を目指す方針を示しました。

2期目の任期が始まったいわき市の内田広之市長は29日朝、職員や支持者が拍手で出迎える中、初登庁しました。

【内田市長】
「4年間、気持ちを新たに頑張りますので、みなさんと一緒に市民の幸せのために頑張っていきましょう」

就任式では、「国際防災都市」のまち作りを行っていくと決意を述べました。

【内田市長】
「防災関連の企業もたくさん誘致して、いわきの若者が復興に関わりたい、地方創生の流れや次の若い世代のいわき市の未来を作っていきたいと思っている」

また内田市長はその後の会見で、いわきFCの新スタジアムの候補地が小名浜であることについて、「防災対策」に力を入れ、官民連携で取り組む姿勢を強調しました。

【内田市長】
「ハザードマップより高い所にコンコースを置くとか、ビルや高さを確保することで、しっかり防災的な機能を持てるように、一時的に避難できるだけではなくて、備蓄とか水や食糧もしっかりと考えていくべきだと思っている」

内田市長の2期目の任期は、28日からの4年間です。