「国民スポーツ大会」の視察などのため、滋賀県を訪問中の天皇皇后両陛下は、地元・彦根市出身の陸上・桐生祥秀選手らと懇談されました。

両陛下は、きのう午後、「国民スポーツ大会」の開会式に出席されました。開会式の出演者と観客が一斉に青いタオルを掲げ会場を“琵琶湖色”に染める演出では、両陛下も一緒にタオルを胸の前に広げられ、会場は一体感に包まれました。

その後、両陛下は開会式でトーチを手に、ランナーを務めた地元出身の陸上・桐生祥秀選手ら7人と懇談されました。両陛下は世界陸上に出場した桐生選手の体の心配をし、「世界陸上お疲れ様でした」と労いの言葉をかけられたということです。

両陛下は、「暑い中多くの県民の皆さんに温かく迎えていただいたことに感謝いたします」と感想を公表されました。

今回の訪問はきのうときょうの2日間の予定で、きょうはバドミントン競技を観戦した後、県内の盲学校での授業を見学されます。