12月1日は各地で冬本番の寒さとなり、北海道では暴風雪警報が出された地域もありました。暖房などで電力の使用量が増える時期を迎えるなか、政府は1日、家庭や企業に節電を要請しました。冬の節電要請は7年ぶりです。

■冬本番の寒さ到来 東京では「今年初めてマフラー」

一気に冬本番の寒さとなった日本列島。ダウンコートやマフラーで厚着する人の姿が目立ちました。

女性
「めっちゃ寒くてマフラーを着けました」
「寒いです、急に。今年初めてマフラーをしました。ネックウォーマーも」


東京では12月1日の午後5時に8.9℃を観測。11月30日の同じ時間と比べて9℃ほど低くなり、師走らしい寒い1日となりました。

■北海道で“今季初”の暴風雪警報 青森では冬の風物詩も

花城護記者(1日午前8時ごろ)
「北海道・留萌市内です。横なぐりの風と雪とで視界がきかない状態です」


北海道では強い冬型の気圧配置で、上空に真冬並み寒気が流れ込んだ影響により、今シーズン初暴風雪警報が出された地域もありました。


北海道・幌加内町の積雪の深さは59センチに。住民は朝から雪かきに追われていました。

ーー雪かきはどのくらい前から?

幌加内町の住民
「午前5時半から起きてやっています」

ーー今もう午前9時近いですが…

幌加内町の住民
「2回目です」


札幌市では「ササラ電車」が今シーズン初めて出動。ササラと呼ばれるブラシで線路上に積もった雪を払っていきます。



そして青森では、冬の風物詩「ストーブ列車」の運行が12月1日から始まりました。

子供たち
「出発進行!」

乗客は「だるまストーブ」で暖を取りながら、するめをつまみに日本酒です。

乗客 
「雪が降ってきたのですごく良いですね。風情があって」