笠岡市沖の六島にある岡山県最古の灯台が、きょう(12月1日)100周年を迎え、市内の小学生が島に招待されました。
灯台見学とともに、島でたった一人の小学生と交流してもらおうというものです。


岡山県の最南端・笠岡諸島の六島です。きょう、島にある灯台が、初点灯から100周年を迎えました。


笠岡小学校の3年生が招かれ、展示室だけでなく、光源に続くらせん階段など、普段は入ることのできない内部を見学しました。

(説明)
「3秒光って3秒暗くなる」

(児童)
「実物を見てもすごいと思ったけど、中に入ったらもっとすごかった」
「100年光り続けてすごいと思った」

今回はもう一つ目的が…

(三宅幹助くん)
「六島灯台のランプは、ハロゲンランプです」

島の小学校のたった1人の児童で、3年生の三宅幹助くんとの交流です。三宅くんは「灯台の歴史」や「電球の大きさ」などの研究内容を、同学年である児童たちの前で発表しました。

(三宅幹助くん)
「いつも一人なので楽しいです」

(訪れた児童)
「幹助くんの六島を愛する(気持ちが)がすごいと思った」


100年照らし続けた、岡山県最古の灯台。その節目の日に島と本土児童の新たな交流が始まりました。