玉名市は、8月の記録的な大雨で被災した住宅を戸別訪問し、要望の洗い出しを始めました。
学生ボランティア「給湯器とかの修理はされる予定ですか」

今日(26日)始まった戸別訪問の対象となるのは、8月の大雨で「準半壊以上」と認定された玉名市内の住宅です。
訪問するのは、九州看護福祉大学の学生ボランティアなどで、3日間で約200軒の住宅を回ることにしています。
被災者が行政側に出向く手間を省き、生活再建に向けた支援策などを紹介しながら、被災者の要望を聞き取ることが狙いです。
玉名駅の南側に位置する六田地区では、多くの住宅が床上浸水し、復旧工事が続いています。
被災した住民「床上浸水は過去に無いです、初めてです。年配の方とかは大変でしょうからケアしたほうが良いと思います」
一方で、要望の洗い出しには、苦労もあるようです。

学生ボランティア「みなさん困っていないと言うので、何に困っているのか分からない。そこを引き出しながら、何に困っているのか考えながら聞き取りをしています」
玉名市は、被災者の声をボランティアセンターなどと共有し、支援体制の構築に生かしたいとしています。