ファジアーノ岡山スポーツクラブが今期の経営状況を発表しました。5か月間での報告ですが、決算の期間が1年だった前の期に迫る営業収入を記録しています。
Jリーグの開幕が現在の2月から来期は8月に移行することを見すえ、今期の決算は、2月から5か月間での報告となっています。ファジアーノ岡山スポーツクラブによりますと、今期の総収入にあたる営業収入は19億9,000万円で、前の期の約半分の期間にも関わらず、過去最高だった2024年度の20億3,600万円に迫る数字となりました。なお、1年間で換算した場合、営業収入は約35億円の見込みだということです。
ユニフォームを中心としたグッズの売り上げも好調で、過去最高となる2億8,500万円を記録。これまでのホームゲーム16試合すべてでホーム側のチケットが完売し、入場料収入も過去最高の3億5,000万円となるなどJ1昇格の効果が見てとれます。クラブの累積赤字も解消され、3期ぶりの黒字です。
ただ、2024年度のJ1クラブの平均営業収入は約58億円であったことから、ファジアーノは、営業収入50億円の早期達成を目指していくとしています。