秋篠宮妃の紀子さまが結核予防会の総裁を務め30年を迎えられたのを記念して24日、北海道内の取り組みを視察しました。
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午後4時前の札幌地下歩行空間。

 多くの人だかりの中にいたのは秋篠宮妃の紀子さまです。

24日は、ご自身が総裁を務める結核予防会の北海道内の取り組みを視察されました。

 会場では、血中の酸素濃度を測定するパルスオキシメーターを体験しました。

 担当した保健師
「正常値だとお分かりになったときに、安堵された様子でほほまれていた」

 今回の視察は、結核予防会の支部の活動を視察したいという紀子さまの希望で実現し、東区では結核を診断する機材や準備の様子を視察しました。

 北海道結核予防会 飯田晃 常務理事
「北海道内を住民健診で回っていると前にもお話ししてございましたので、「どこまで遠くまで行くんですか?」とか、そのときの苦労などをお聞きになっていた」

24日の視察は、市民の移動を制限しない形で行われ、間近で紀子さまを見た人たちは興奮を隠しきれない様子でした。

 通行人
「目を見てちゃんとお話されていて、しっかりお話を聞いてくださる点で、印象がすごくよかったです」

 通行人
「みてみたらいらしててびっくりした。「結核などについてお伝えしたくて来ました」とお話しされていた」

通行人
「おきれいでした。化粧水は何を使っているんだろうと言いながら、そんな恐れ多いこと聞けないので…」

 全国で年間1万人以上がかかるという結核。

結核予防会は早期の発見と治療を呼びかけています。