高知県内の中高生たちに一流のラグビーを感じてもらおうと元日本代表によるラグビー教室が開かれました。
講師を務めた大野均(おおの・ひとし)さんは、2004年から2017年まで日本代表としてプレーし、国際試合の出場数は98と歴代最多を誇ります。


高知県ラグビーフットボール協会が開いた教室には、県内の中高生およそ100人が参加しました。

主にボールを奪い合う「フォワード」でプレーしてきた大野さんは、ラインアウトの際フォワードに求められる空中戦での攻防プレーについてアドバイスします。

ポイントは高い位置でボールを取ることや、ボールをキャッチする「ジャンパー」の足下に飛び込んで持ち上げることで、素早く、確実にキャッチできるということです。

(参加した高校生)
「(ジャンパーを)上げるときの姿勢や上げるときのイメージとかが(いつもの指導と)違いを感じた」
「いつも先生とかが教えてくれるよりプロに教えてもらった方が実感がわいた」

協会によりますと県内のラグビー人口は減ってきていると言い、「プロと触れ合うことで興味を持つ人が増えれば」としています。
