“楽器を持たないパンクバンド”BiSHの元メンバー・セントチヒロ・チッチさんが初めてとなる写真集『セントチヒロ・チッチ写真集 千尋』の発売記念会見を行いました。

今回の写真集はベトナムのホーチミンで撮影が行われ、「セントチヒロ・チッチ」と「加藤千尋」の‟2面性”の表現を感じられる一冊になっています。
初めての写真集の発売にチッチさんは‟自分が生きてきた証として、写真集として形に残せたことが嬉しい。写真が好きな一人として誇らしい作品ができたなと幸せに思っています”と笑顔。
今回の写真集はチッチさんの「写真集を出してみたい」という思いから企画が始まったそうで‟人生の中でいつ自分が生きて、いつ世界が終わるか分からないといつも思って生きているですけど。限りある一回の人生で写真集を「セントチヒロ・チッチとして残しておきたいと思いました”と今回の写真集に込めた思いを語りました。

今回の写真集では大胆なカットも収録されていて、チッチさんは‟せっかく1st写真集を出すにあたって後悔したくないってのあったし、作ってくださる皆さんもプロフェッショナルで、自分も飛び込んでさらけ出すことが自分にとっても一番だなと思って大胆なカットも楽しんで撮影できた”と回顧。
撮影にあたり3か月間準備をしたようで‟女性として今自分がベストの状態で写真に残しておきたいという思いがあって、身体づくりとか食事制限とか初めて向き合って、凄い頑張りました”と語ると、‟体脂肪が10%減りました”と努力の成果を告白しました。

BiSHとしてともに活動してきたメンバーにはまだ写真集は見せていないようで、チッチさんは‟早くみんなの感想も聞きたいけど、きっとみんな「ちょっと恥ずかしいな」といいながら見てくれるんじゃないかな。大胆なカットも入っていて、メンバーにもそういう姿は見せたことがなかったのでびっくりしてくれるんじゃないかなと思います”と照れ笑い。

BiSHが解散してから約2年が経ち、チッチさんは‟BiSHにいる頃は、BiSHは「私の人生」だと思って生きてきたけど、今6人巣立ってそれぞれの道を生きていく中で私自身もいろんな自分と出会って生きているけど、みんなもいろんな姿で生きているのを見て、今思うと「実家」みたいな。ふと思い出すと実家に帰ったような温かい気持ちになって、そういう場所があることが幸せだと感じています”と語りました。
【担当:芸能情報ステーション】