北九州市で22日に開かれた「就活フェス」。
学生と企業の新しい出会いの場としてセッティングされたのはなんと運動会です。
RKB 西尾健佑 記者
「就活のイベントに来ていますが、学生はスーツではなくカジュアルな服装で参加しています」
北九州市小倉北区で開催された「学生×企業の大運動会」

市内の学生約50人と企業の採用担当者などが参加し、チームに分かれてパン食い競争や10回腕立て伏せなどの障害物リレーが行われました。
この就活フェスは、学生と企業の担当者がスポーツを通じてともに汗をかき、通常の就活イベントでは伝わりづらい会社の雰囲気などを知ってもらおうと北九州市が初めて開催したものです。
参加した学生
「この場だと企業さんも友達のような感覚でラフに関われるので他のとは違うなと思う」
参加した学生
「企業様の人柄とか話し方でもわかったりするので、雰囲気とかは掴みやすかった」
企業担当者
「みなさんリーダーシップ発揮されてる方だったり、率先して活躍しようと頑張ってる様子を見てます」

北九州市によりますと、地元に就職する学生の割合は約2割に留まっています。
市の担当者は「様々な形で地元企業と学生の交流の場を提供することで、企業の魅力を知ってもらい、地元就職率を上げていきたい」と話しています。