山梨県の南アルプス・農鳥岳を目指して登山をしていた70代の男性が、悪天候により同行者とはぐれ、遺体で見つかりました。
21日、警察は県警ヘリ「はやて」で男性の遺体を収容。
その後、遺体は静岡県の71歳の男性と分かりました。
警察によりますと17日午前7時ごろ、70代の男性が2人の同行者とともに山梨県早川町奈良田の登山口から大唐松山を目指して登山を始め、山頂に登頂した後 下山する予定でしたが、下山道が急傾斜だったため農鳥岳を目指す行程に変更し、大唐松山の山中でビバークして一夜を過ごしました。
18日の午前6時ごろ、農鳥岳を目指し登山を再開しましたが、午後4時ごろ悪天候の影響で同行者2人とはぐれてしまい、この2人が山小屋を通じて警察に通報しました。