2人のため、釣り師たちのために

球磨村にあるJR肥薩線の球泉洞駅前で、アユ釣り客を相手に商店を営んでいた母と伯母。

平野さんは2人と親交があった釣り師たちをもてなそうと、今回、大会スタッフに加わりました。

集合写真を撮る時も、その人柄が光ります。

平野みきさん「ここらへんに立つ?見える?なら私が旗を持とうか?」

大会は2日間開かれ、釣り上げたアユ3匹の合計のサイズを競います。

2日目は球磨村に舞台を移し、上位24人による決勝戦です。人吉市の松岡市長と球磨村の松谷村長も参加し、膝上まで水につかって獲物を狙います。

人吉市 松岡隼人市長「頑張りましょう」

松谷村長「頑張りましょう」

松岡市長「よろしくお願いいたします」

競技スタートから1時間。今年は川を遡上するアユの数が多いということで、釣果が期待できそうですが、一筋縄ではいかないようです。

平野さんも、川岸から声援を送ります。

平野さん「頑張れ~」

平野さん「負ける可能性もあるし、誰が勝つか分からんじゃん。だけん、楽しみよ」

午前10時、競技が終わりました。